燃えろ! 俺の小宇宙よ!
黄金聖闘士の位まで高まれ!
と言う、ぉ決まりの一言で好きな時に好きなだけ
奇跡を起こせるキャラと言うのは、頭上に浮かぶ星座が、
ビジュアル的に格好悪いと
どんなに困ってぃようとも奇跡は起こせない。
「おぉ! あれは何だ! デスマスクの背後に… 無数の蟹が浮かんで見える!」……奇跡が起こらないのも無理はナィ。
【ランキングへのポッチ♪】「な、な、何、コレッ!?」
と、意気揚々と長崎旅行から帰ってきたのはいいものの
留守中に泥棒にでも入られたンぢゃナィかと心配した。
スピーカーの台としてぃるCDタワーは崩壊し
酒瓶が散乱、おまけに鏡が割れてると言う不吉さ。
何か盗られた物はないかと、家中を見回してみるも
そもそも、この家に盗られるよぅな物なんぞ存在して
いないことに気づくのに、そぅ時間はかからない。
何でも、長崎に滞在している間に地震があったらしい。
「
6ぐらいあったの?」
「いや。
3ぐらいだったと思うよ」
「
アレで? 3?」
「うん。さすがに、
6はナィでしょう」
「いゃいゃ、こりゃ
6は確実でしょう?」
などと言う羨ましい限りの会話を、せめて稼動中
にしたいものだと、切に願ったのはココだけの話。
そんなこんなで、最近めっきりニュースでも
取り上げられなくなり、新聞に載る記事すらも小さめで
やっぱりヅラだったのか! なオッサンが関係してぃた
耐震偽造やら何やらを疑わざるを得ない状況に陥る。
ァタシとしたことが、激しく流行に乗り遅れた気分だ。
そんな訳で、何をしに行ったのか未だに不明な長崎旅行。
通勤なんぞしてもいナィのに、ETCの通勤割引制度を
フルに活用させてもらったァタクシ、ニートでぁります。
「通勤割引」などと言う、大層なシステム名だが
要はァレだ。ァレと似たようなシステムなんだろう。
今でも存在するのかどぅかは定かではナィのだが
燃えて青春駆け抜けてようが、
燃えて青春尽き果ててようが、
「青春18切符」は誰でも使える、のと。
そんなこんなで、通勤割引が適応される時間帯まで
のんびりとベタで帰るコトにした我々。
大魔王のお導きのもと、ネオンと爆音の誘惑が
待ち受けている事を十分熟知した上での行動だ。
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長崎から、福岡までの道中…
一体いくつのホールで足止めを喰らったのだろう。
そんな記憶も忘れてしまっt …いや、忘れたい
と言う方がこの場合、表現的に相応しい筈である。
ネオンと爆音の誘惑に負け続けた結果が、この有様だ。
残虐した諭吉の数に比例するかのよぅに、
ァタシの背中を無情に冷たく滴り落ちる汗が、憎い。
しかし、ある意味では勝ったと言えるだろう。
通勤割引制度のお陰で半額になった交通費も
投資した負け金額の方が遥かに…。
「おぉ! あれは何だ! アフロディーテの背後に… 無数の魚が浮かんで見える!」
……ある意味、パラダイスだな。
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